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妊娠6ヶ月の私が心を動かされた映画『オントラック』|人生と家族の再生を描く感動作

オントラックサムネイル画像
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こんにちは。みきです。

目標を立てることが、ちょっとしんどく感じていた妊娠6ヶ月目
そんなときに観た、Netflixの映画『オントラック ~つまずき人生を変える方法~』

転んでも、つまずいても、少しずつ歩いていけばいいんだって。静かな夜に、心がじんわりあたたまる時間になりました。

このレビューは、ただの映画の感想というよりも、妊娠6ヶ月目を迎えた私がこの作品に触れ、自分の心と丁寧に向き合ってみた記録です。

ここから観れます。
オントラック ~つまずき人生を変える方法~(2025年製作の映画)
オントラック ~つまずき人生を変える方法~(2025年製作の映画)
MIKIYAMA
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宮崎の古民家で暮らす編集者・ライターの みきさんと、Webデザイナーの やまさん夫婦。「やさしくある」を大切に運営。“やさしさに触れたコト・モノ” を紹介します。レビュー依頼やご質問は、お気軽にお問い合わせフォームまで。
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A quick look at the film

「オントラック」基本情報

タイトルオントラック ~つまずき人生を変える方法~
製作国ノルウェー
上映時間94分
ジャンルドラマ・コメディ
監督ハルバー・ヴィッツォ
脚本ラーシュ・ギュドゥメスタッド、Vilde Klohs
出演者アーダ・アイド
トロンド・ファウサ・アウルヴォーグ
マリー・ブロークス
クリスティアン・ルーベク
A stumble, then a step forward

つまずきながらも、自分の人生を取り戻す物語

物語の主人公はエミリー。
離婚後、仕事も住まいも失い、兄の家に居候することに。

頼れる場所がない不安、他人の家に身を寄せる遠慮、娘と会えるのは一週間おきという孤独。
静かに、でも確かに、心が削られていく日々。

そんなエミリーに兄が提案したのは、なんとスキーレース。最初は乗り気じゃなかった彼女が、
“娘が応援してくれる”と知って、本気で挑戦するようになるんです。

When change speaks to the heart

妊娠中の私に刺さった、“変わろうとする姿勢”

妊娠中って、心も身体もすごく敏感になっていて、普段なら流してしまうような言葉や出来事が、じわっと染み込んでくることがあります。

この映画を観ていて、エミリーの「変わりたいけど変われない」「頑張りたいけど空回りする」
そんな姿に、どこか自分を重ねてしまいました。

今、私も新しい命を宿しているけれど、自分自身の人生にもどこか迷いがある。
「この子を育てながら、私はどう変わっていけるんだろう?」
「どんな母親になれるんだろう?」

そんな不安を、エミリーの成長がそっと受け止めてくれたように思います。

Little steps make big waves

小さな挑戦が、人生を動かしていく

スキーレースに向けて必死に練習を重ねるエミリー。
雪の中、何度も転びながらも起き上がる姿は、まるで人生そのもの。

彼女がゴールした瞬間、「やり遂げた!」という誇りに満ちた顔が忘れられません。

この姿に勇気をもらって、私も妊娠中にやろうと決めた小さなことを、ひとつずつやってみようと思えました。

たとえばこのレビューを書くことも、そのひとつ。

小さな挑戦だけれど、「自分で決めたことをやり遂げる」って、きっと未来につながっていく。

そう思えたんです。

There’s no single way to be a family

家族の形も、正しさもひとつじゃない

映画の中では、エミリーだけでなく、兄夫婦の不妊治療や、元夫との関係など、「家族」についていろんな角度から描かれます。

兄夫妻は、子どもを授かれないことへの苦しみを抱え、エミリーは、授かったけれど育てる環境に苦しんでいる。

どちらが幸せか、不幸せかなんて、誰にも決められない。
大切なのは、自分の「今」を認め、そのなかで自分らしい形を探していくこと。

古民家でのゆるやかな暮らしの中で、「足りないもの」を探すのではなく、「今あるもの」を味わう日々。

この映画を観て、その暮らし方に改めて背中を押されたような気がしました。

A gentle world of sights and sounds

視覚も音も、心を包み込むような優しさ

映像で特に心に残っているのが、エミリーがスキーのジャンプ台のてっぺんに立つシーン。

真っ白な空にぽっかり浮かんだようなジャンプ台の上、「私、本当にここから飛べるの?」という不安と高揚が入り混じるその姿に、胸がぎゅっとなりました。

このシーンで流れる音楽もとても素敵で、静かな我が家のリビングで観ているはずなのに、まるで自分も雪山にいるような気持ちに。

映画の中の“音”や“静けさ”が、今の私たちの暮らしと心地よく響き合っていたんだと思います。

One step at a time, in your own rhythm

まとめ|自分のリズムで、一歩ずつ進んでいけばいい

人生って、思い通りにならないことのほうが多い。

でも、立ち止まってもいいし、転んでもいい。
また一歩踏み出せば、きっと景色が変わる。

『オントラック ~つまずき人生を変える方法~』は、そんなふうにそっと背中を押してくれる、やさしい映画でした。

家族と向き合うこと、自分と向き合うこと、
そして、自分なりのペースで歩いていくこと。

日々の暮らしに少し疲れていたり、
誰かと比べて自信をなくしていたり、
何かに挑戦する勇気が持てなかったり――

そんなときに、ぜひ観てみてほしい作品です。

Netflixで気軽に観られるので、温かいお茶でも入れて、静かな夜にどうぞ。

こちらから観れます。
オントラック ~つまずき人生を変える方法~(2025年製作の映画)
オントラック ~つまずき人生を変える方法~(2025年製作の映画)
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宮崎の古民家で暮らす編集者・ライターの みきさんと、Webデザイナーの やまさん夫婦。「やさしくある」を大切に運営。“やさしさに触れたコト・モノ” を紹介します。レビュー依頼やご質問は、お気軽にお問い合わせフォームまで。
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