妊婦さんも安心◎やさしいカレー麹の作り方

こんにちは。みきやまブログのみきさんです。
妊娠中、体が敏感になると、普段のごはんもちょっと見直したくなるもの。
市販のカレールゥは便利だけれど、妊娠中は添加物や油の多さが気になるようになりました。
そんなときに出会ったのが無添加・油不使用で体にやさしい「カレー麹」。発酵の力でうま味たっぷり。
冷蔵で約3か月保存でき、カレールゥのように美味しくて、カレーの作り方がシンプル!他にもスープや炒め物、タンドリーチキンなど、さまざまな料理に活用できます。
妊婦さんや小さなお子さんにも安心して使える、我が家の万能調味料です。
- カレー麹の作り方
- おすすめのカレー粉
- カレー麹を使った簡単おうちカレーの作り方
この記事では、カレー麹の基本レシピから、辛さを調整する方法まで詳しくご紹介します。
基本のカレー麹レシピ
- 米麹(乾燥でも生でもOK)…100g
- トマトジュース(無塩・100%のもの)…200ml
- 玉ねぎ…130g(約1/2個)
- にんにく…20g(約4片)
- 生姜…30g
- 塩…25g(※)
- カレー粉…30g(辛さは後述)
(※)塩に関しては、この材料の分量で50g程度入れるレシピがよくあります。保存を効かせるためですが、しょっぱくなってしまい私は苦手なので半量にしています。その分、保存期間は短くなるため、カレー麹の状態を確認しながら使ってくださいね。


玉ねぎ(130g)を皮をむいてざく切りに、にんにく(20g)・生姜(30g)をそれぞれ細かく刻みます。
ヨーグルトメーカーの容器に、米麹(100g)→塩(25g)→カレー粉(20g)→玉ねぎ(130g)→にんにく(20g)→生姜(30g)→トマトジュース(200ml)の順で入れ、全体がなじむように、スプーンなどでしっかり混ぜます。
ヨーグルトメーカーにセットし、60度で8時間発酵させます。
※途中で2〜3時間おきにかき混ぜると、よりなめらかに仕上がります。
ブレンダーがある場合は、発酵後に撹拌するとよりなめらかに。スプーンでもすくいやすく、料理にも使いやすくなります。
(ブレンダーがなくても、そのままで十分美味しく使えます◎)
保存容器に移し、冷蔵庫で保存します。冷蔵で約1ヶ月、冷凍で約3ヶ月もちます。使うごとに少しずつまろやかになっていく変化も楽しみのひとつです。
カレー粉について
カレー麹を仕込むときに気になるのが、「どのカレー粉を使えばいいの?」ということ。特に、妊婦さんや小さなお子さんと一緒に食べるご家庭では、辛さの調整がとても大切になってきます。
実は、カレー粉の「辛さのもと」はレッドペッパーなどの刺激のあるスパイス。
一方で、ターメリック・クミン・コリアンダーなどの基本スパイスは、まったく辛くありません。
辛くないカレー粉は「タクコMIX」がおすすめ◎
わが家では、辛さを抑えたいときは、「タクコMIX」という自家製スパイスブレンドを使っています。
- ターメリック
- クミン
- コリアンダー
この3つを1:1:1の割合で混ぜたものです。
どれも辛味がないので、妊婦さん・小さなお子さん・年配の方にもやさしいスパイスカレーが作れます。
「タ・ク・コ」と覚えておけば、スパイス初心者でも安心◎
お好みでこの3つを10gずつ(計30g)混ぜて、カレー麹に使用するのもおすすめです。
みきやま家では「タクコミックス」を作る時は、このスパイスセットを使っています。
辛さを足したいときには
辛いカレーが好きな方や、大人用に少しパンチを効かせたいときは、SPICE MARKETのカレー粉(100g)のような、しっかり辛味のある市販のカレー粉を使うのもOK。

みきやま家では、甘めも辛めのカレー麹どちらを作る時も、SPICE MARKETさんのスパイスを使っているよ!使いやすいし、美味しい!
カレー麹で作る、基本のおうちカレー
1番簡単でシンプルな作り方は、、、
- お好みのお肉、玉ねぎ、人参、じゃがいもと一緒にカレー麹(大さじ4)をしっかりと炒め合わせる
(お肉は炒める前にカレー麹に漬けておくと、麹の効果で柔らかくなります) - 水(200ml)を入れて蓋をして煮る
- 米粉(大さじ1)と水(大さじ1)を混ぜたものを加えてとろみをつける
- 必要に応じて大人用に辛味をたす
本当にシンプルです。
市販のカレールゥと同じように、カレー麹だけの味付けでカレーが作れます。
詳しい作り方は、別記事にまとめますね。
カレー麹でヨーグルトメーカーを使った理由
カレー麹づくりでは、60℃の保温で8時間という発酵が必要になります。この温度帯は、人の体温より高く、一般的な室温ではなかなか安定しません。
その点、ヨーグルトメーカーを使えば、一定の温度をキープしながらじっくりと発酵できるので、
- 甘みが引き出される
- 麹の風味がまろやかになる
- 時間通りに仕上がる
わが家でも、他の麹調味料づくりにも使っているお気に入りの調理家電です。
とはいえ、ヨーグルトメーカーを持っていない方もいらっしゃると思います。常温で作る方法もありますので、参考にしてください。
【常温で発酵させる場合】
1日1回はかき混ぜて、夏は1週間程度、冬は10日〜2週間程度おいて、米麹が柔らかくなったら完成。

我が家も最初はヨーグルトメーカーなくて、どの麹調味料も常温で作っていたなぁ・・・。
ちなみにハンドブレンダーはこちらを使っています!
妊婦さんにもやさしい、カレー麹のある暮らし
妊娠中のからだは、いつも以上に繊細で、ちょっとしたことが気になったり、食べられるものが限られたりしますよね。
だからこそ、体にも心にもやさしい調味料があると、毎日のごはんが少しだけ安心に変わります。
添加物も油も使わず、塩加減も調整できる「カレー麹」。しかも、カレーだけじゃなく、スープや炒め物、お肉の下味にも大活躍。
発酵のやさしさを味方にして、食卓がやさしい時間に溢れますように。


