妊婦さんの冷え性に要注意。「4毒」を見直して、あたたかい毎日へ。

こんにちは。みきやまブログのみきさんです。
現在、妊娠7ヶ月。お腹もどんどん大きくなってきて、毎日の変化に驚いたり、わくわくしたり、不安になったり…。そんな中で、私がとくに気になるようになったのが「冷え」でした。
「妊婦さんって冷えやすいっていうけど、なぜなんだろう?」
「赤ちゃんにも影響があるのかな?」
「どうすれば体を内側から温められるんだろう?」
そんな疑問や不安から、暮らしを見直し始めたんです。そして出会ったのが、吉野敏明氏の「4毒」という考え方でした。
今回は「4毒」を試してみた気づきと、冷え性対策でのみきやま家の取り組みをご紹介したいと思います。
妊娠すると、どうして冷えやすくなるの?
まずは、冷えのメカニズムについて。
妊娠中の女性の体では、ホルモンバランスが大きく変化します。それにより自律神経が乱れやすくなり、血管の働きや体温調整もうまくいかなくなることがあるそうです。
また、子宮が大きくなることで骨盤内の血流が滞り、下半身の冷えにもつながるとのこと。さらに、体を動かす機会が減ったり、お腹が重くなって姿勢が悪くなることで筋肉がこわばり、血流がさらに悪化…。

確かに妊娠してからランニングや自転車も控えるようになって、運動量は減ってしまったよ。
「冷えは万病のもと」とよく言われますが、妊娠中はとくに気をつけたいサインなのかもしれません。
妊娠中の冷えがもたらす影響
妊婦さんの体が冷えると、どんな影響があるのでしょうか?
いちばん気になるのは、お腹の赤ちゃんへの影響。冷えによって血流が悪くなると、赤ちゃんに酸素や栄養が届きにくくなる可能性があると言われています。
また、切迫早産やお腹の張り、むくみ、こむらがえり、便秘、腰痛、肩こりなど、いわゆる「マイナートラブル」も冷えと関係していることが多いそうです。
私も夜になると足がつりやすくなりました。

3ヶ月先輩の妊婦友達に「妊娠7ヶ月くらいから、こむらがえりあるよ」と言われてたけど、本当によく起きるようになりました(涙)
他にも妙にだるくて動けなくなることがあって、「もしかして冷えてるのかも」と気づいたんです。
小麦・砂糖・油・乳製品の見直しで変わる!妊娠中の冷え対策に『4毒』という考え方
妊娠中の冷えを改善するためには、外から温めるだけではなく、内側から冷えにくい体をつくることがとても大切です。
その鍵となるのが、「4毒(よんどく)」と呼ばれる食材を見直すこと。これは、YouTubeで話題になっている吉野義明氏が提唱する考え方です。
①小麦粉 ②精製された甘いもの ③植物性の油 ④乳製品 を控えることで体の代謝が整い、冷えや不調が改善されやすくなるとされています。
毒の種類 | 主に含まれる食品 | 体への影響 |
① 小麦粉 | パン、うどん、パスタ、お菓子など | 腸内環境を悪化させ、栄養の吸収を妨げる。腸の炎症や冷えにつながる。 |
② 精製された甘いもの | 白砂糖、お菓子、清涼飲料水、加工された蜂蜜など | 血糖値の急上昇→急降下を繰り返し、イライラ・疲労感・中性脂肪蓄積。代謝が乱れる。 |
③ 植物性の油 | 牛乳、チーズ、ヨーグルト、アイスなど | 日本人の多くが消化酵素を持たず、未消化のまま腸に残りやすい。腸冷えの原因に。 |
④ 乳製品 | 牛乳、チーズ、ヨーグルト、アイスなど | 日本人の多くが消化酵素を持たず、未消化のまま腸に残りやすい。腸冷えの原因に。 |
私自身、これまで無意識にとっていたものばかりで、「えっ、パンもダメ?」「ヨーグルトって体に良いんじゃないの?」と戸惑いました。でも、やめてみると確かに体がラクになる感じがありました。
たとえば砂糖。甘いものは一瞬気分が良くなるけれど、血糖値が急に上がって、その後ガクンと下がることで、気分の波が激しくなったり、だるくなったり…。そういえば、食後に眠くなったりイライラしたりしてたなぁ…と納得。

4毒を抜くと決めてから、「4毒抜き」でYoutubeでレシピを調べるようになったよ!意外とたくさん出てきたよ!
「4毒をやめる」と言うとちょっとハードルが高そうに感じるかもしれませんが、私はまず“控える”ところから始めました。
妊娠7ヶ月のわたしが実践中!わが家の冷え対策5つの習慣
今、みきやま家では「やさしくある暮らし」の一環として、4毒をやめることに加えて、冷え対策を無理なく続けています。
朝一番に白湯を飲む
起きたらまず、白湯を1杯。内臓がじんわり目覚め、体がぽかぽかしてきます。
みきやま家では「ブリタ アルーナXL 浄水ポット」で水をしっかりろ過してから白湯を作っていて、安心して毎朝の習慣にできています。
湯たんぽとレッグウォーマーを使う
寝るときやくつろぎタイムには、湯たんぽと「桐灰 足の冷えない不思議なレッグウォーマー」をセットで愛用しています。
スウェットや靴下の上から重ね履きできて、足首まわりをじんわり守ってくれる安心感があります。
夜はシャワーだけでなく、湯船につかる
ついついシャワーで済ませがちな夜も、湯船につかると全身の血行がよくなって体が芯から温まります。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かるだけで、1日の疲れもふわっとほどけて、眠りの質も変わってきました。
甘いものが食べたいときは、焼きりんごやさつまいもで代用
どうしても甘いものが欲しいときは、お砂糖なしで自然な甘みを楽しめる焼きりんごや蒸したさつまいもがおすすめ。
みきやま家では、米粉やオートミールで作るパンケーキや蒸しパンにりんごを加えた簡単おやつもよく作ります。身体にやさしくて、心もほっこり満たされます。
なるべく体を動かす(足首回し、散歩など)
冷えを感じるときこそ、無理のない範囲でこまめに体を動かすことが大切です。
朝や夕方に軽く散歩をしたり、座っている時間が長い日は足首をくるくる回したりして、血流を促すように心がけています。
また、日々の小さな運動も見える化することでモチベーションがアップします。

私はApple Watch Series 8を愛用中。活動量や睡眠の質を管理しているよ!

僕はXiaomi Smart Bandを使っています。歩数や心拍数のチェックを日課にしています。
ふたりでデータを見せ合って「今日はよく歩いたね」と話すのもちょっとした楽しみです。
そしてなにより、「あたたかくなろう」と意識することが、いちばんの対策だと思っています。
最後に|あたたかい毎日は、自分をいたわることから
妊娠中は、つい「赤ちゃんのために」と頑張ってしまいがちですが、まずはママ自身の体が整ってこそ、赤ちゃんにもあたたかさが届くはず。
冷えに気づいたら、「なんでだろう?」と立ち止まってみること。毎日少しずつ、あたためる暮らしを選んでいくこと。
4毒の考え方も、食べることも、暮らし方も、どれも「自分をやさしくする方法」のひとつでした。今日も、あたたかく過ごせますように。